分類するとかしないとか

年末の歌番組で何度も流れていて、とても耳に残った「habit」という歌

メロディーだけはSNSで耳にしていたけど、歌詞に意識を向けたのは初めてで

“何でもかんでも分類したがる”みたいなフレーズが繰り返され、耳に残った。

 

自分でも「よく分からない」という事象が心を不安定にさせて

分類することで気持ちが落ち着くことがあるなぁと考える

 

 

先日の勉強会のはなしでも

社会問題をどう「フレーミング」していくか?

そしてそれにどうタイトルを付けるか?という問題について考えていた

 

 

例えば、日本における出生率低下が問題視されたとする。

これを「出生数の低下により未来の担い手がいなくなっている」ことに分類するか

「高齢者が増えることによる諸問題」とするのか

が「フレーミング」の行為になる。

(ある人が言っていたけど、フレーミングの正式な日本語訳はないという。枠組み、も少しニュアンスが違うらしい。はてな

 

その後に、このフレーミングされたことにタイトル付けをしていく。

これってとても重要で、

今回でいうと「少子化問題」にするのか「高齢化問題」にするのか、で大きく対策は異なってしまうし

どちらにせよ対策はかなり限定的になる。

それに比べ、海外では例えば「家族問題」とか言われているらしく、

フレームはぐっと広がると感じられる。

 

 

いま私の仕事はこういった公共政策問題に対する政策案を、国会はじめ国へ要望をしていくことなのだけど、

その見せ方ってとても重要なんだ。と。

 

ジャケ買い、パケ買い、があるように、名前を付けるってとても重要で

印象操作できてしまうし、伝わり方もかわってしまう。

 

そしてこれって何においても言えることだよなぁと思う

、、、このセリフ最近連呼してる気がする…新しい言葉みつけたい

目の前の問題がおきたとき、どうフレーミングするのだろうか?とぼやぼや考える

 

 

話を歌に戻すと、最近の歌は昔と比べると直接的だけど難しいことをいっていると感じる。

メロディーがキャッチーでポップに聴けるけど

ラブレボリューションとかではじけ踊っていた時代を思うと、日本が元気だったなぁとか回顧する

歌と日本経済は密接しているから、80年代の音楽は背景含めて夢があると感じる

 

うん、最近の歌の情報が沢山入ってくる年末は楽しかった!良い年末だったな2022年