公共政策学

 

今、会社の面白い勉強会に参加している。

 

やることは輪読で、仕事にまつわる指定の本を少しずつ担当者の輪番で要約・報告して、

分からないところなどを質問し合うもの。

大学のゼミでもこんなにちゃんと勉強したことないよ…と思いながら、

仕事の知見を広げるためにも興味本位で参加してみることにした。

 

第1回目のテーマは「公共政策学」、、、読めど読めど、難しすぎる、、、

早速、参加したことを後悔した

解読だけでも難易度高すぎ、これをまとめて自分の意見を発表するなんてさ、むりむりむりむり

久々にテスト前徹夜して勉強してた学生時代を思い出す。あぁ。

変なところに首をつっこんでしまった、と思った。

 

 

勉強会当日

見識にあふれた人々に囲まれながら、勉強会ははじまった。

見当違いな発言をしては恥ずかしいけど、素直に意見を述べてみると

みんな真っすぐな目で頷きながら、傾聴してくれている。

なんだ、自意識だ、自意識が過剰すぎた。意外と発言してしまえばへっちゃらではないか。

私だけが持っている視点があるし、切り口はいくらでもあることを改めて感じる。

そうそう、物事は立体的であるのだよね

 

そんなこんなで、踏み入れたことのない世界に飛び込んだ結果、

とても有意義で貴重な時間を過ごすことができた。

 

 

今回のテーマはざっくり言うと、公共政策とはなにか?ということ

要するに、社会で解決すべき問題の解決の方向を考えていこう、ということなのだけど

問題を問題と「認識」することがファーストステップ、その次にその問題をどの角度から

解決しようか考える、そしてその解決策を考えていく、みたいなことを具体例やら事例やらを交えてじっくり考察していくというもの。

例えば、部屋が散らかっていても「問題」と認識されなければそもそも解決されないよね、(部屋なんてこんなもん、って思う人なら別に問題ではなくなる)

散らかっているから、さぁ今からどうしようか?と考え始める、みたいなこと。

 

色々新たな発見があったので、またつぶつぶ書いて残したいと思うけど、

1つ目の発見として、政治の話でありながら全ての物事に通ずるものだということ。

 

かなりざっくり言うと、起きている事象を「問題」として認識して、そこから分析していく。

問題認識ができるメタな視点をもち、自分を客観視する時間をもつことは、

見える世界が豊かになるのだろう感じた。

難しい話ではなく、対人関係においてもそうだな。

こうやって冷静に分解して考えられれば、いいなぁと思う。

 

 

いつも素敵な言葉がでてくる会社の偉い人がこんなことを言っていた

「自分の属する組織も自分自身も、世界との関わりの中にあることを忘れず、

たまには夜空を見上げて、自分がどの星にいるのかというような気宇壮大なことにも

思いを致しながらやっていこうではないか」

 

多分今回の私の発見も、勝手にそういうことだと認識してる。

 

 

長くなってしまったけど、私は今遅れた勉強時代に入ったのかもしれなくて

新しい分野で、新しいことを学んでいくことはとても楽しい。

学習できる唯一の動物、人間万歳