飛行機のお友達

 

幼稚園から小学校まで、とても仲の良かった男の子からSNSのフォローリクエストがきた

 

小学生以来、全く連絡をとっていなかたったので気が付かなかったけど

突然その英語表記の名前が頭の中で漢字変換され、うわっと思い出した

 

 

 

ページに飛んでみると、自分で作成したらしいHPやブログがあり

全て英語で作成されていたから、いまいち解読できないのだけど

見慣れない記号と数式のようなものが羅列されていて

プログラミングのような?ものがずらずらと並べられていた

そしてアメリカやインドやヨーロッパ、と世界を飛び回っているようだ。

 

その他に、飛行機のアイコンと自分の顔がセットになったイラストに

「いつか絶対に機体をつくるんだ!」みたいなコメントが添えられていた。

 

 

そうそう。

記憶を掘り起こすと、彼は小学生の頃から飛行機と算数が大好きで

そのことを話させると、ものすごい早口で、興奮して、目をきらきらさせて

話してくれていたことを思い出す

いっつも飛行機の話するから、顔も飛行機に似てるなぁって見てた

けど何かその早口と興奮してる顔を見るのが好きで、よく機体の話を聞いていた気がする

 

 

イラストと投稿をみる限り、

多分彼は小学生からずっと同じ夢を追いかけ、

確実にそこへの階段をのぼっているようだった。

 

 

 

安住さんのラジオで、涙した話を思い出す

20年ほど前に、通訳の仕事に就くのが夢だという声を、

リスナー投稿の1つとして読まれた女の子がいた

20年の時を経てその夢を叶えた、今は海外を飛び回っていると。

あの時安住さんにラジオで背中を押してもらえたことで、今の私がいると

そういった内容だった。

(安住さんのラジオ歴史長くて驚く)

文字に起こしてみると簡単にまとまってしまうけど、

ラジオで聞くそれは、とても抒情的で

時の流れの温かさと1人の女の子の成長と、

そして人が働く意味の全てが詰まっていて、泣いた

 

安住さんの

「自分の声なんかがちゃんと届いていて、誰かの助けになってた思うと

あぁ頑張ってきてよかった。そしてこれからも頑張ります」と

鼻水たらして泣きながら話していた、そして私もまた泣いた。

 

 

 

彼のSNSを見て、この時と同じように

1人の物語をみたようで、そして時の流れを重く感じ取り

安住さんのように自分は一助に全くなっていないけど

まだ夢が夢だったその小学生時代に

その夢を聞けていたことを、本当にうれしく思った。

 

 

すごいな、すごいな、頑張って!と思う

 

 

やっぱり「好き」の感情に勝るものはないのだ

そして、新しい未来を切り開いていくのも、やっぱり「好き」を諦めない人だと思った

 

 

便利な世の中だからこそ感動できた、この嬉しさを噛みしめてる